2015/7/11新農業人フェア

新農業人フェアに参加し情報を集めてみた。

農業を始めるというのは全く未経験の職種に転職するのと同じなわけだから当然といえば当然なのだが、新規就農するにはやはりいろいろな情報がほしい。そこでいきなり体験やボランティアでなく新農業人フェアに参加してみました。

この新農業人フェアはこれから就農したい人向けのいろいろな情報を手に入れることができます。今回は東京国際フォーラムの開催でした。

現在就農している方の体験談や就農に詳しい方のセミナーが聞ける他、自分がやりたい農業スタイルに対してのアドバイスをもらえたりもします。さらに全国各地から農業を営んでいる法人や支援団体のブースがあり、研修・求人の斡旋、移住先の情報、地域ごとの支援方法などいろいろな情報が得られます。

私の目指している形は有機野菜を年間数十種類つくり、一般家庭やチェーン展開していない個人経営(個人でなくても小規模のオリジナリティあふれるおもしろい飲食店)に販売していきたいと考えてるので東京が近いほうがいいなと考えアドバイスを聞いてみると茨城と千葉では茨城のほうがいいかもと言われた。

なぜかというと千葉の北のほうは農地だけでなく開発としての土地(マンション、大きい公共施設等)も兼ねてることがあり、その場合農林水産省と厚生労働省(って言ってたと思う)二つがからんでてややこしいのと農地が高いっていうデメリットがあるんだそう。私は千葉の八千代出身だが確かに10年前とは景色が全く違ってしまっている。田んぼは全てといっていいほど集合住宅地に変身してしまった。田舎のほうが開発の規模・スピードがすごいもんだから昔はそこらにいたバッタが急にいなくなったのを覚えている。セミもずいぶん静かになってたなあ。

その話を聞いた後千葉の南房総農業支援センターの皆さんにお話しを聞かせてもらった。農地や研修の斡旋、空いた古民家を紹介してくれる制度など詳しく聞かせてもらった。さらに南房総には南房総オーガニックというIターン、Uターンの農家の皆さんがチームを組んで研修など行っている団体もあるようだ。自分の理想に近いので共感が持てた。

他にもお隣の千葉県佐倉市志津のあたりで有機農業をやってる方にも話を聞かせてもらった。志津のあたりは農地があるイメージが全くなかったが、少し離れたところにいい土地があったんだそう。この方は近くのショッピングモールの入り口付近で野菜を手売りしたりして稼いでるんだそう。なるほどその手もあったか。

今まで農業に興味があったわけじゃないから気づかなかったが、千葉って結構農業県なんだなあ。

農業人フェアは年に数回開かれるので新規就農を考えている方は役所に相談する前にこれに参加してみるのをおすすめします。皆さん丁寧に教えてくれますよ。

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