南房総オーガニックというIターン、Uターンの有機農家の団体が一日体験研修をするので行ってきた。
こちらのチラシを以前伺った南房総農業支援センターでの研修でもらってて、気になってたんです。
南房総オーガニックは農業人フェアでブースを出していてその時もちょっと話を聞きました。自分の目指す形を実践されてる方々なのでヒジョーに興味あります。
東京駅から館山へバスで2時間くらい。意外と近い。駅からお向かいいただいた車にのって10分強ぐらいで研修用の施設に到着。寮も兼ねていて長期研修生はそこで寝泊まりすることになるみたい。築1、2年ですごいきれい。
そこからまずは農地に向かい、じゃがいも植えを体験しました。そんなに大変ではない作業だったけどやっぱり土になれてないから新鮮だったな。のんびりじゃがいも植えながら、作ってる作物の説明や、土の質、質にともなう機械への負担などなど農業の基礎をお話しいただきました。
研修した農場はさらさらの土だったけど、粘土質の土は耕うん機が壊れやすいんだって。今どきくわで耕すなんてありえないから耕うん機の故障はかなり困るそう。
農地から施設にもどって南房総オーガニックの皆さんと一緒にバーベキューの昼食をいただきました。野菜はもちろん南房総オーガニックの方々が作られたもの。ハーブもあったな。
ゆっくり食事をいただいたあとは、南房総オーガニックの方が農業を始めるに至った経緯から、苦労したことや、良かったこと、地域のみなさんに助けていただいたことなど実体験をお話しいただきました。やはり有機農家を目指すだけあって、食の安全にはこだわりがありましたねーあと地元のおっちゃん、おばちゃんのバックアップがすごい。家から農地から行政にかかわらず地元のネットワークで紹介してもらったんだそう。田舎は親切っていうけどほんとみたいだなーもちろんやなやつもいるだろうけど。
バーベキューの余りをおみやげにいただき、後日みそしるに入れてみたけど味が濃いというか、深いというか。野菜でちがいを感じることが少ないから驚いた。有機農法はやっぱり味に影響するんだなあと感じました。