雨のため一日空いての安房いろは農園研修。
先日は雨で一日空いてしまった。今日は晴れたので安房いろは農園で研修を行った。今月の安房いろは農園での研修はこれで最後となる。
まずはハウス内で種植えだ。と、その前にこちらを見ていただきたい。
こちらの種は全て同時にまいたものだそうだ。日当たりも変わらないのに全く発芽していないものがある。芽出しは作物を育てるうえでの第一関門となるわけだが、この第一関門がなかなかうまくいかないとのこと。失敗も想定して多めに種を植えるか、ストックを用意しておくのがいいだろう。
それでは種を植えていく。写真の種はサニーレタス系だったと思う。発芽が失敗することがあるので一つのセルに二つまく。両方発芽したらどちらかを間引くという方法だ。
この後早めの昼食をとり、少し旧三芳村を散歩させていただいた。案内人は指導者のお子さんで、これから小学校を控えた元気いっぱいの男の子だ。飼いネコが彼のあとを忙しそうについていく。まるで映画のワンシーンみたいだなー。
写真は安房いろは農園付近の旧三芳村一望。どうだろうか。この山奥の雰囲気はとても海の近い南房総市には見えない。もっともここから海へ行こうと思うと車で30分は走る必要があるのだが。
山を開いたようなところだが、歩道はきちんと整備されている。見通しもいいし、歩いていて実に気持ちがいい。
近くの山には昔お城があったらしい。その位置になにやら建物があるのだが、現在整備中で入れないとのこと。
さあ、休憩後は別の農場に移動してきぬさやのネット張りだ。こちらはゆうゆう農園とは違い、アーチ状の金属のフレームに沿ってネットを張る。まずはフレームを土にさしていく。前日の雨のおかげで簡単にささるのは良かった。
フレームには背骨の役割をする棒を通して金具で固定する。
最後にネットを張る。きれいに張れてよかった。
この後少し雨がぱらついたがすぐ晴れたので支障なかった。ネット張りのあとはハウスの溝掘り作業を時間いっぱい行った。これにて安房いろは農園での研修は終了だ。是非今後とも参考にさせていただきたい。