本日は南房総オーガニックの研修はお休み。以前ご紹介いただいた有機農園ねぎぼうずにて一日体験研修を行ってもらった。
最初に農園をざっくり見て回ったあと、作業場にて種植えとなった。こちらが有機農園ねぎぼうずの農場。金属棒などの資材は基本的には使わないそう。竹にきれいにネットが張ってある。
こちらは別の農場。麦がキレイに生えている。
こちらではマルチは一回ではがさず、複数回使用するとのこと。使える資材はできるだけ使いたい。
有機農園ねぎぼうずでは種植えに使う土を落ち葉を熟成させて作っている。林道に落ちている葉をここで寝かせて一年くらい立つと原型をとどめなくなる。そうした土をふるいにかけて細かくして使っているそうだ。定期的に葉を足すなどして管理すれば育苗用の土など購入する必用はない。
この農場にはやぎさんもいた。目がすんでいて毛並みも良く、実に健康そうだ。
まずは種植え用の土の準備だ。落ち葉の土をふるいにかけ、細かくする。そこにバーミキュライトという鉱物と炭をまぜる。できあがりがこちら。
ここから種を植えるのだが、種植えはこのようなアイデアアイテムを使わせてもらった。
見づらいと思うが、棒の先端が槍状と平らのへら状になっているものだ。へら状の方で種を抑えながらセルポットに落とす。落とした位置が悪かったりしたら槍で調節する。種植えは正直苦手だったが、この道具でスムーズにできた気がする。
種植え中に最近の気候の変化の話になった。有機農園ねぎぼうずは南房総で就農して15年以上たつそうだが、年々暖かくなってきているそうだ。また雨や台風の季節もずれだしているとのこと。やはり温暖化の影響で熱帯化が進んでいるのだろう。日本の四季と旬の味もいずれなくなってしまうのだろうか。
複数種類の種を植えて本日は終了。お忙しいところありがとうございました。