おかもファームでの研修がスタート。
今日からおかもファームでの研修がスタート。まずは農場を見学させていただいた。
こちらは麦。すくすくと育っている。
そのとなりはソラマメ。雑草など気にせず順調のようだ。
ここにはほうれん草も植わっていた。
ハウスの中には春菊だ。緑がきれーだなー。
別のハウスには育苗中のセルポットもあった。200穴のポットだ。土の上の黄色いのはもみ殻だ。これを撒いておくことで保湿効果があるとのこと。
おかもファームでは農薬はもちろん、肥料も入れていない。だが野菜は立派に育っている。理想的な農法だ。麦が根を深く張ることで土壌清浄効果があり、豆類は窒素を固定することができるので、この二つをうまくローテーションして無農薬・無肥料で野菜を育てているそうだ。
さて、一通り回ったらじゃがいものマルチ張りだ。作業するのはこちらの畝。まっすぐできれいな畝だ。
これでもまだてっぺんがでこぼこなのでレーキの腹でならしていく。さらに鍬の背で軽くたたいて平らに伸ばしていく。これらはマルチを隙間なく張るために行う。
完了したらマルチ張りだ。指導者と二人で足でマルチをひっぱりながら土をかぶせていく。まあまあきれいに張れたのではないだろうか。
二列張り終わったら、今度は草刈りだ。草刈り機の写真はまた後日。バイク乗りならわかるだろうが、草刈り機は2サイクルエンジンなので、エンジンをかけるとガソリンと一緒にエンジンオイルも消費していく。なのでエンジンオイルとガソリンをまぜた混合燃料を作る必要がある。どちらも特に免許がいるものではないが危険物に変わりはない。保存場所など、万が一が起こらないよう気をつけて管理したい。
また、草刈りの事故も頻繁に起こっているそうだ。呼ばれて草刈り機と同時に振り向いて、足を切ってしまうというケースが多いらしい。呼ばれたらまずスイッチを切ることを徹底したい。できれば近くにいて声をかけてきそうな人(家族、一緒に住んでるパートナー等)には草刈り機時には話しかけないようにと一言添えておくのがいいだろう。
こちらが刈り終わった草たち。おかもファームでは作物を植えるところに雑草を入れないようにしている。雑草ごと耕すこともしない。刈った草は土手や、作物を植えない場所に固めておく。これも作物の生育に影響しているだろう。
終わったところでこちらの農場を紹介された。
こちらの枯れているのは空芯菜だったそう。収穫が終わり、これから整地して作物を植えていくという状況だ。
一か月の研修成果を発揮して、こちらの農場のマルチはがし、草刈りと草よせ、耕うん、畝たて、マルチ張りまで、苗・種を植える一歩手前までやらせていただくことになった。広さは一反もない程度だが、自分にとっては初の大きい作業になる。身が引き締まる思いだ。
ちなみに指導者は上記の全ての工程を一日あれば余裕でできてしまうらしい。おかもファームでの研修は残り二日。大丈夫だろうか。