今回は安房いろは農園にて田植えのお手伝いをさせていただくことになった。野菜と果樹しかやったことがなかったので楽しみだ。
こちらは田植え前の田んぼ。水もしっかり張ってある。見た目には平らだが、水の下は思いのほかでこぼこしており、深さもまちまちだそうだ。
こちらは畦塗り(くろぬり)のあと。畦塗りは水が外に漏れないように行うものだが、トラクターに専用のアタッチメントを装着して行う。高価なものなので専用の業者や、トラクターを持っている農家さんへ有料で依頼するのがセオリーのようだ。自分でやることもできるがかなりの重労働で、できるだけやりたくないとのことだった。指導者によると、農業の中でも最上級にきつい作業だそうだ。
田植えはほとんどが機械主動の作業なので、ヘルプ役は苗のセットと終わったパレットの片づけ等雑用がメインだ。セットした機械がこちら。
苗はパレット一枚ずつ作る。根がびっしりと張っていてそう簡単にはちぎれない。セットするときは葉の部分を手一杯につかみ、パレットからはがしてセットする。
機械で苗を植えていく。順調に植わっているようだ。機械を乗る人は進行方向と、大きな音量で他のことにあまり集中できない。苗がきちんと植わっていなかったり、苗がなくなったりしてないかチェックするのもヘルプ役の仕事だ。
完了した田んぼ。残りの田んぼを合わせて5反を一日で作業した。
土地の気候に左右されるそうだが、南房総ではゴールデンウイークに田植えを行うのが一般的だ。親元からはなれ、東京近郊に勤めてる人はこの時期に田植えを手伝わされることが良くあるそう。