南房総白浜町で畑を借りました。
一年の研修期間を経て、南房総は白浜町にて畑を借りました。
研修模様はこちらをご覧ください。
南房総オーガニックでの研修
南房総太陽農園の研修
場所はいろいろ悩んだけど結局白浜に。風が超強い白浜地区だけど幾分ましなとこが見つかったので決めました。こちらが借りたとこ。
おとなりも借りました。
合計で3反未満(約2800㎡)。南房総白浜エリアの農家資格は2反からなのでとりあえずクリアなわけです。
■借りた理由その1「周りが山で風が少ない」
白浜エリアと言えば強烈な風で有名なわけです。まじで風速50mとかもあるくらい。まじで。
なんでこんなことになるかというと、白浜は北以外の全てが海に囲まれていてストッパーがないわけですね。文字通り風通しがいいわけです。住民のうわさも右から左に流れまくりでしょう(偏見です)。
なので白浜の農家さんはこの強烈風の対策に日々追われているわけです。暴風シートで囲ってみたり、木を植えて防風林にしてみたり。
借りた畑は「大原台」という山の中にあり、四方が山に囲まれてるので風の勢いが半分くらいになっています。南房総は白浜に限らず風が強いのでこれは結構いい環境と思いますよ。
■借りた理由その2「行政がらみの土地改良区で道が舗装されている」
意外と大事なのが畑までの道「農道」。これが整備されてなかったり狭すぎたりして畑までたどり着けないというケース、たまにあります。
特に南房総は入り組んだ地形を利用して畑や田んぼ、そして家が作られているので、道がやたら狭かったり強引なルートになってたりつーのがままあります。
ここ「大原台」の畑は全体的に行政が改良区として整えてるので道も畑の形もキレイです。乗用車でも畑までいけるというのはありがたいところ。(急な坂や狭すぎる道など四駆の軽トラじゃないといけないことがある。)
千倉の海沿いの畑なんかは車が入れないどころか、手押しの耕うん機すら難しいというケースもあります。最初は千倉希望だったわけですがこの辺も加味して白浜に決めました。
■借りた理由その3「比較的最近まで使われていて荒れ果てていない」
これも畑を借りる際重要なポイントの一つ。荒れ果ててたら開墾すりゃいいじゃん、と思ったあなた。木とか生えちゃうとスコップと鍬では太刀打ちできなくなっちゃうのよ。根が深くて。
その場合はユンボ(ショベルね)で掘り起こさなきゃいけないので、仮に自分でやるにしてもレンタル代がかかっちゃうわけです。頼んだら人件費もかかるわけですね。スタートから結構な出費になってしまうということです。
畑をやるとなったら軽トラなど様々なものを買う必要があるのでできるだけコストは押さえたいですよね。となると最初の開墾つーのは個人の場合はやんない方がいいです。
こちらの畑はつい最近まで使ってたらしく、木が生えてるとかはありません。しかも借りる前に耕してもらったのですぐ始められる状態でした。
■あれこれ考えながら畑をやってみてる
現在は夏まっさかり。畑は6月あたりから作業開始してまして、畝立てたり、作物植えたりしてみてます。
こんな感じ。まさかの鍬で畝たててます。普通機械です。頭おかしい人のやることです。あんまり頭おかしいから周りの農家の方々からじろじろ見られてます。
いんげんを植えました。種から植えて一週間くらいのやつ。
とうがらしは知り合いの農家さんから苗をもらいました。ありがたや。
んで今。しぬほど雑草が生えてしにそう。この時期は気温と梅雨で草の伸びがとんでもないんですね。
のっけからドタバタしてます。なんとか生きていきたい。