いんげん成長中

暑い。とにかく夏は暑い。できれば夏には来てほしくないと思っている今日この頃です。南房総は夏が観光のピークなので、今が、かきいれ時。ということでどこも忙しそうです。暑いのに。

いんげんを植えました。

マルチを張った畝にいんげんを植えてあります。品種は「さつきみどり2号」という名です。

植えたのはつるなしいんげん

いんげんはつるが生えるタイプとつるがないタイプがあって、今回はつるなしのタイプ。種二粒ずつ植えました。

芽は一週間で全部でました。ありがたや。

いんげんの芽
出たばかりのいんげんの芽。

芽がそろったいんげん畝
芽がそろったいんげん。植えた種全て芽が出た。向いてるのだろうか。

順調に育つ。

成長が順調ないんげん
成長が順調ないんげん。まわりの雑草も順調。

お、さやができてきましたな。

実ができてきたいんげん
実ができてきたいんげん。特に病気などもなさそうだ。

いんげんはマメ科でして、マメ科は土がよくなるのでござんす

マメ科の作物というのは他のにはない特徴がありまする。それは土を良くしてくれるということ。

なんでや!という方、説明します。

マメ科は根っこに「根粒菌」という菌をつけることができます。この「根粒菌」は空気中の窒素を土に固定する能力があるんですね。

窒素は植物が育つための三大要素の一つ。つまりマメ科は植えるだけで肥料の役割もになってしまうというお方なわけですよ。

マメ科は肥料たっぷりだと調子が悪いことも

「根粒菌」を利用して成長していくマメ科の植物は肥料がたっぷり入ったところだと逆に調子悪いことがあります。

使われなくなってだいぶたった畑などはなにも施さず、マメ科の種を植えてゆっくり土を良くしてあげるといいと言われてますね。

千葉北総地域のピーナッツは土を良くするために植えた

そうなんです。千葉の北総地域は「関東ローム層」という火山灰がメインの土で栄養も何もなかったんです。

そこでピーナッツをたくさん植えて土を良くしたり、やばいところで良くできるといわれるさつまいもを植えてしのいできました。

現在、この二つは北総で有名な特産品になってますね。特産品にはこういった理由があるケースもあるようです。

さて、このいんげんさんは特産品になってくれるのでしょうか。まあ、そこまでいかなくても無事できてほしい。

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