鍬を使ってビニールマルチを張る
ビニールマルチというものがありんす。黒いビニールのものがスタンダードで主に畝の水分を保つ、雑草が出るのを防ぐといった理由で使います。無農薬栽培の人は大体使いますね。がちがちの自然農法みたいな人らは使わないらしいが。そういう方々は稲わらを代わりに使うそう。稲わら簡単に手に入るならそれもいいよなーとか思ってますが手元にないのでビニール使いました。
■マルチ張りは機械を使ったりもする
「マルチャー」という機械があって、畝を立てながらマルチを張るっつー素敵アイテムなんですが当然持ってないです。持ってない人は鍬で頑張ります。これが結構大変なんですね。
■鍬は土を運ぶショベルカーみたいなもの
鍬は先端が刃になっていてこの刃の部分で土をこそぎ取り、畝をたてたり、土を被せたりする道具です。応用で草を刈ったり穴掘ったりできますが、穴掘りは鍬の柄を折ったりしやすいので基本NGです。
先端から徐々に土を被せてく
畝の左右に土を被せながら張っていくわけですが、ピンと張らないとちょっとの風ではがれてしまうので足で張りながら土を被せていきます。
こんな感じで引っ張り、
鍬で削り取った土を、
足の上に落として、足をどけます。これでマルチが固定されます。
これを左右繰り返しながら進んでいきます。根気がいる作業。腕も結構疲れる。
できました。50m以上の畝一本張るのに一時間くらいかかります。真夏だったらしむ危険あり。
■鍬はまだまだ使われている
マルチ張りや土寄せなど現代農業でも鍬は使われています。うまく使えば鍬の重さだけで土を削り取れるので体も楽です。鍬ふるうのは結構好きです。いろいろ忘れて無心で作業できます。無心で。