畑に生える雑草は数種類で、新しいのはあんまりでてこない。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。南房総は暑さ・湿気ともに復活の兆しです。これが今年の夏最後の猛攻と思われます。なんとか生きていたい。
強烈な暑さの中、ほぼ毎日雑草対策に追われているわけですが、良くでてくる草をピックアップしましたよ。
良く生えるやつその1「イヌビユ」
こいつです。茎が太くて根もしっかりだが案外抜きやすい。小さいうちは簡単に抜けるのでそんなにやっかいではないかも。
葉は食べれるらしい。熱帯のほうれんそうとか言われてるんだとか。
良く生えるやつその2「スギナ」
かなり昔から存在すると言われる原始的な植物。スギナの子どもが「つくし」なんです。知ってました?
スギナも乾燥させてお茶にして飲むことができます。ただしあんまり飲みすぎると体に悪いそうな。何事もほどほどに。
良く生えるやつその3「オヒシバ」
この方はやっかいです。固いし範囲が広いし根本がわかりづらい。なので抜きづらい。
マルチの間とかもぐんぐん生えてきます。
雑草に助けられることも
他にもいくつかの種類が生えてますがこの辺が主流ですね。特にオヒシバが強烈ですが、イネ科雑草対策に「高刈り」という草刈り方法があるようです。
イネ科はすごい地際まで刈らないと葉が伸びてきます。葉や茎がでる「生長点」という位置がかなり下なんですね。んで他の雑草はだいたい葉のなくなる辺りを刈ってしまえばもう伸びてこなかったりします。
イネ科を気にするあまり、低く刈るとイネ科以外が消滅し、イネ科雑草が大量に生えることで、イネ科系列の害虫が増えてしまうという危険があります。
お米をやる人には恐ろしい話です。
そこで、他の雑草もぎりぎり死なない程度の高さで刈ることで、他の雑草がイネ科の伸びをおさえ、結果害虫や雑草の管理がしやすくなるという方法。
これが「高刈り」なんですね。
しかし、これから耕すところを「高刈り」してしまうと耕すのに邪魔になってしまうかも。
草刈りも状況にあわせてやる必要があるようですね。