台風がきましたね。南房総はエリアで雨風の勢いが違ったようで。畑のある白浜地区はなかなか激しめだった模様。
つるなしインゲンがお亡くなり寸前になってます。つるありインゲンも苗から植えたのはかなり調子が悪くなりました。種から植えたのは芽が出てすくすく育ってます。種からの方がいいんですかね。
台風の雨風は強烈だったようで畑の雑草も枯れてるのがいくつかありました。去年も今頃に来たようで。露地畑はこの時期注意が必要ですね。
さて、秋が始まりつつあり、いろいろ植えたいので畑の余ってる部分を耕しました。
トラクターで畑を耕す
今回はトラクターをお借りして耕しました。
2反(1反約300坪)という広さを耕したわけですが、腕が悪いのか午前いっぱいかかってしまいました。
日差しがじりじりな日だったのでゆっくり動くトラクターはなかなか疲れましたよ。
畝を上げるための線引き
きれいに耕し終わりましたとさ。なんとか形になりました。
さて、この後は畝をあげます。こちらの畑は白浜地区の中でも多少水はけはいいとこなんですが、それでも水がたまりやすいところ。
畝をしっかり上げることで植える場所が地面から高くなり、結果水はけが良くなります。
乾燥地域のアメリカ大陸やヨーロッパ大陸の原産作物は日本の気候に合わないのですが、畝を上げ、水はけを良くすることで原産地に少しでも近づけていきます。こうしてあげることでいろんな野菜がうまく育つわけですね。手間かけさせやがって。
まずは畝上げ用の機械(管理機)が通る線を作ります。これに合わせてまっすぐ走らせて畝を上げるわけです。
線は幅を計って目印を刺しておき、目印の平行線を線で結び、その上を歩いて足跡をつけるというもの。
はい、文章がわかりづらいですね。写真で見てみてください。
まずは竹を指します。畝幅は1m、両サイドはマルチにかぶせる用の土山を60cm幅で作る。
竹は対面にも同じ幅を計って刺しておく。あとは竹と竹をひもで結べば畑に対して垂直の線が見える。
ひもを踏んでいった結果こうなる。太い方が作物が植わる方で、狭い方はマルチ固定に使う土。
わかったでしょうか。わからなかったらほっといてください。
管理機で畝上げ
足跡で線ができたらこれに沿って掘り進め、畝を作ります。今回は管理機という溝開け専門機械を使用します。
現代日本で鍬で畝を上げるなんて頭おかしいこと、普通やりませんからね。
とりあえず形になりました。
今後はマルチを張って種や苗を植えたりします。急がないと秋が通り過ぎてしまう。