房州名産「そら豆」を植える

春とれるソラマメは11月初旬が植え時

11月も半ばですが雨が降っております。時には雷を伴う日も。

ほんとこまるわー畑に入ろうと思っても前日雨が降ったら沼状態でうかつに入れないし。

そんなこんなでソラマメを植えました。そろそろ雨やんでほしい。

空に向かって生るからソラマメ

春の味覚として人気のソラマメはさやが空に向かって生ります。

つまり上向きになるということで、ここからソラマメと名付けられたといわれています。

居酒屋なんかはテンマメって言ったりしますね。同じものです。

なんだか晴れ晴れとした名前で春にぴったりですね。

種はおはぐろを下に

こちらがソラマメの種。今回はイタリアのソラマメをまきました。

ソラマメの種
ソラマメの種。イタリアのソラマメでポポロという品種。

ソラマメの種はおはぐろという黒い部分がありますが、これを斜め下向きに植えるのが良いとされてます。

ソラマメのおはぐろ部分
ぼけているがソラマメのおはぐろ部分。これを斜め下にして植えるのが良いとされる。

土は畑に直接まくなら種が隠れる程度に。苗を作る場合は少しはみ出して植えるようです。

ソラマメは鳥が狙うので畑にまく際はきちんと隠れるよう土を被せます。

ソラマメは南房総名物

暖かい南房総ではソラマメのような冬前にまき、春収穫する作物が地元の名産品となっています。

冬はあまり寒くならず、春は早く暖かくなるので他地域に比べ早めに春物が出回るのがその理由です。

ソラマメに関しては「房州早生」という在来種もあり、農家さんはソラマメ植えに精を出しています。

芽が出た後が大変

無事芽がでました。種から植えたものは大体一週間から十日程度、苗を準備したものは少し芽が大きいです。

ソラマメの芽
ソラマメの芽。種が大きいだけあって芽も立派だ。これからどんどん大きくなる。

ソラマメは11月初めごろにまき、冬を超えて5月あたりに収穫となります。

なので6ヶ月近く管理が必要ですが、植えてほっとけばいいというものでもないんです。

虫対策や整肢(余計な枝を切ったりすること)誘引など結構やることがあり、どれも大事な作業になります。

これから気が抜けへんでー

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