Samson’s lovely farmでの初研修。
空は曇りだが雨は降らないとの予報。本日は雨で数回お休みになっていたSamson’s lovely farmでの研修だ。
こちらは白浜から外房方面に車で約20分ほど走ったところにある千倉という地域だ。白浜よりも観光に力を入れているのか、おしゃれなカフェや、花摘み体験農場など観光客向けの施設が数多くある。海も有名なようで夏は海水浴に訪れる観光客で随分とにぎわうようだ。
さて今回の作業はまず種植え、ごぼうの畝たて、里芋の畝・植え・マルチはりとなった。
まずは種植え。このように畝に溝を掘り、一番深いところへ種を撒いていく。種植えはハウス内での作業のみだったので畝に直接まくのは新鮮だ。
種はかなり多くまいた。にんじん、ビーツ、カブ、水菜、ラディッシュ等々…これだけ撒くと混乱しそうだ。指導者はやはり忘れないようにどこに何を撒いたかメモしていた。後でキレイに書き直すんだそう。
種を撒き終わったら上から肥料を撒く。肥料はもみがらとぬかを混ぜて発酵させたぼかしだ。片手いっぱいにつかんだぼかしを振りかけるように撒いていく。
肥料が撒き終わったら覆土だ。
溝は三角ホーという道具でなぞるようにして掘るのだが、埋めるときはレーキという道具の背の部分でなでつけるように埋めていく。埋め終わったのがこちら。
これが三角ホーとレーキ。レーキはアメリカンレーキと言われる形状のもの。西部劇で藁を農夫が集めているあれだ。
こちらはそらまめとたまねぎ。奥に見えるのがたまねぎだ。そろそろ収穫できるものもあるらしい。
こちらのそばでゴボウの畝たてを作業した。同じように畝の頂上に溝を掘り、種を撒いて覆土する。
その後は里芋植えだ。写真を撮り忘れたので説明がわかりづらいと思うが、里芋はじゃがいものように種イモを植える。芽は上向きだ。植える場所は管理機で開けた溝に植える。今までは畝に植えていたのでこちらも新鮮に感じた。
植え終わったら畝を崩して埋め、最後にマルチを張る。芽がマルチに当たってきたら穴を開けて芽が伸びるようにしてあげるとのことだ。
こちらの農園はやや小ぶりなのだが、そのおかげで大きな機械が無くても作業できる。初めから広い農地を借りることはまずできないので、こちらでの作業は実に参考になると感じた。
最後におみやげにたまねぎをいただいた。おいしそうな新たまねぎだ。
Samson’s lovely farmでは海辺のゲストハウス プルメリアも営業している。