安房いろは農園にてそらまめ植え

今回は安房いろは農園にて作業することとなった。12月だが南房総はやはり暖かい。

温暖な南房総だが安房いろは農園のある旧三芳村地区は特別冷えることで有名だ。これからどんどん冷え込んでいくだろう。

さて、今回はそらまめ植えだがまずは苗をとる。苗は露地で作っていた。

そらまめの苗
そらまめの苗

こちらのそらまめはお多福という品種。きれいな緑色をしている。

粘土質の強いところに植わってるので無理に抜こうとすれば根が大量にちぎれ、最悪茎も損傷してしまう。まずは周りの土に深めにスコップをいれ、土の塊ごと抜いた後、根をできるだけちぎらないよう丁寧に土を落とす。このひと手間が生育に影響すると思われるのでとにかく丁寧に作業した。

こちらが抜いた苗。根についてるつぶつぶは根粒菌だ。空気中の窒素を土中に固定する能力がある。これを利用して他に肥料を入れずに栽培する方法もあるようだ。

抜いたそらまめの苗
抜いたそらまめの苗

苗をとり終わったら場所を移動し、畑に植える。畑も粘土質が強く、手で掘れないので小さいシャベルを使って植えていった。

畑に植えたそらまめ
畑に植えたそらまめ

最後にこちらを撮ってみた。イノシシの足跡だ。こちらの畑はとなりが牛舎で民家も近く、そばには道路もあるのだがイノシシはそんなのお構いなしに出没してるようだ。

イノシシの足跡
イノシシの足跡

もともと南房総にはいなかったそうだがここ10数年くらいで爆発的に発生。農作物の被害はもちろん、交通事故や遭遇した人が嚙まれるといったこともあり、地域に住む全ての人にかかわる問題となっている。

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