南房総太陽農園-56-じゃがいも植え

複数種類のじゃがいも植え。一気に作業した。

今年も早いもので3月だ。春まであと一歩。夏に向けての準備もどんどん進めていく。

さて、今回は前回作ったじゃが畑に種イモを植えたが、植える前に一仕事ある。こちらは種イモ。品種はメークインだ。

メークインの種イモ
メークインの種イモ

種イモは芽を切らないように半分に切ると良いとされている。一個でとれる量が増えるし、切り口が刺激されて良く実るようになるらしい。

ただし切ったじゃがいもはすぐに植えてはいけない。切り口から腐る可能性があるため、種イモは切ったら切り口を乾燥させて植える。本来は2日程度かわかすのが良いとされているが、植える日の翌日から天候が悪くなったり、他の作業があったりと忙しくなるので午前中だけ乾かして午後植えるという、やや急ぎめのスケジュールになった。

こちらが切って乾かしている種イモ。品種はメークインだ。

半分に切ったメークインの種イモ
半分に切ったメークインの種イモ

どんどん切っていこう。こちらはインカのめざめ。

半分に切ったインカのめざめの種イモ
半分に切ったインカのめざめの種イモ

お次はアンデスレッド。切り口もうっすら赤いものがある。

半分に切ったアンガスレッドの種イモ
半分に切ったアンガスレッドの種イモ

この他にキタアカリとデジマも用意した。合計で5品種だ。

午後からは植えとマルチ張り作業だ。まずは植える前に畝に並べていく。メジャーを使い30cmごとに種イモを置いていった。この時切り口は下にする。切り口を上にする方法もあるらしい。

畝にならべた種イモ
畝にならべた種イモ

後はこれを埋めるだけだ。10cm程度手でほり、種イモを入れて土を被せる。姿勢が低いのでなかなか腰に来る作業だ。じゃがいもは日にあたると緑色に変色し、食べると食中毒を起こすようになってしまうのでしっかり土を被せたい。

ただこれも方法が他にもあり、並べたじゃがいもを植えずにマルチをそのまま覆ってしまうというやり方もあるらしい。南房総白浜は強烈な西風が吹くおかげでマルチがはがれる可能性があるのでこの方法は使わない方がいいだろう。土地の気候に合わせた方法を選択したい。

さて、すべて植え終わったらマルチ張りだ。機械が入るところは管理機で土を被せ、入れないところは人力で鍬を使って土を被せ、マルチを押さえた。完成がこちら。

マルチを張ったじゃがいもの畝
マルチを張ったじゃがいもの畝

今回はこれで終了。じゃがいもは芽がでてくるとマルチが下から膨らむので、そこを破いて芽を日に当てる。この作業まではこのままほっとくことになる。比較的手間が少ない栽培品目と言えるだろう。

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